そうだよね・・・

さいはての二人 (角川文庫)

さいはての二人 (角川文庫)

昨日、帰りの新幹線で読んだ。これで何回目だろう。
何度読んでも、いいものはいいね。


生命の尊さ、この世に自分が存在する意義を感じたくて
無意識のうち手に取るのかもしれない。
そして毎回思う。
無意味に生きているものなどないんだなぁって。


本書のうち『遮断機』にこんな一文がある。

 「生きてりゃさあ、誰にだって、そんな日の一日や二日、あるもんさあ」

この言葉に慰められ、癒されて、再び立ち上がることができる。